2017クリスマス発表会

2017.12.16　SAT.

クリスマス発表会

ついにこの日がやってきました！
お父さんお母さんに喜んでもらいたくて、子ども達も先生も、沢山練習してきました！
保護者の皆様も子ども達の体調管理に気を配っていただき、舞台衣装を用意し、発表会終了後に会場で渡すプレゼントのタオルを手作りしてくださいました。

みんなの思いがいっぱいつまった、クリスマス発表会です。

発表会は八千代市市民会館で、行われます。
「いつもとは違う大きな会場で、いつも通りの演技ができるかな？」
大人も子どもも、期待と不安でドキドキです。

2歳児
オープニングの後は、２歳さん達の劇と歌です。
子ども達のあどけない様子に会場はいっきに和みます。
先生のナレーションをしっかり聞いて、演技する子ども達。
みんな、自分の台詞を一生懸命覚えたんだね！
しっかり声も出ていて、お歌もとっても可愛いかったよ。

０・１歳児 ダンス
例年、０・１歳児さんは 保護者の方と一緒に舞台にあがっていましたが、
今年はなんと、子供と先生だけでの出演です！
先生にお伺いしたところ、今年の０・１歳さん達はお友達同士の絆が強いので、
きっと、子ども達だけで舞台に立つことができる。と思ったそうです。
本当に、泣き出す子は1人もいませんでした。先生の後をしっかり付いて歩くことができました。今年のはと組さん(0,1歳)はすごい！と感心しました。
中には、客席に座るお母さんをいち早く見つけて、『ママ～！！』と手を振る可愛い子もいました。(笑)

5歳児『ページェント』劇・歌
最年長のむらさきさんの舞台です。

ページェントは、イエス様の誕生にまつわる聖書のお話を劇にしたものです。
どの役にも見せ場があって、それぞれの魅力があります。

同じものを毎年やるので、子ども達も劇の内容をよく知っています。
誰がどの役をやるかは、子ども達自身が話し合って決めました。

この話し合いの過程も、とても大切なものです。

『どうしても、この役！』と強い意志を持っている子もいれば、『別の役でもいいよ。』と譲ってあげる優しい子もいます。
どちらが良いということではなく、みんなが自分の気持ちを言い合ったり
お友達の気持ちを尊重したりしながら、一つの劇を作り上げていくことが大切なのです。

５歳６歳の子ども達でも、自分達の力で、それを成し遂げることができるのですね。
ページェントのオープニングは、光の子を卒園生である東條さんによるホルンの演奏です。力強い音色が会場に響いて、２０００年前のベツレヘムへと観客を誘います。
さすが、むらさきさん達。みんな声がしっかりと出ています。
歌も美しく会場の隅々までしっかり届いています。

聖書のお話なので、台詞も歌の歌詞も、難しいものが多いです。

例えば
・『ヨセフの許嫁　マリアの元　天使ガブリエルが来て言いました。嬉しい知らせを持ってきました。恵まれた女性よ、喜びなさい。』(大天使・歌)
・『王様の命令だ！　今から全国の人口調査を行う　皆、生まれた町に帰って名前を登録せよ。わかったか！さあ、出よ。』(ローマ兵・台詞)
などなど。子どもには使い慣れない単語が並びます。

更に今年は発表会前にインフルエンザが流行り、ページェントの練習は一週間ぐらいしかとれなかったそうです。
それなのに本当に、よく覚えました!!

ページェントでは、ソロで歌う場面も多く、1人、舞台の真ん中で堂々と歌い上げる子どものまっすぐな歌声は、観客みんなの胸を打ちます。
子供にとっても、こんな大きな会場で、満員のお客さんを前に歌ったことは、大きな自信になることでしょう。
台詞以外にも動くタイミングや、立ち位置など、子ども達が覚えなくてはいけない事は細かく沢山あります。
本番は危なっかしい場面が一度ならずあったそうです。
でも、子ども達が素晴らしかったのは、１人が忘れていても別の誰かが目立たないようにこっそり合図をしたり、
すっ飛んでしまった歌の歌詞を、誰かが大きな声で引っ張ってくれたり、表では見えない所で子ども同士が協力しあっていたそうなのです。
劇の進行が止まらないように、子ども達は必死で頑張っていたのだと思います。
聞けば聞くほど、子供達の持っている力に驚かされました！！
子ども達、素晴らしい舞台をどうもありがとう！！

３歳児 劇・歌
歌も台詞も元気一杯な３歳さん。
台詞もよく覚えていて、みな落ち着いてしっかりと演技していました。
ほんとうに、3歳さんなの？と思うほどの出来栄えです！！
赤ちゃんイエス様に贈り物を届ける動物達のお話なのですが、動物達の会話の掛け合いが、ほのぼのとして、とても可愛らしくて、普段の優しい子ども達を思い出しました。
担当の先生が、子ども達の日常の会話から、その子達らしい台詞を考えてくださったそうです。

4歳児 『くつやのマルチン』劇・歌
しっかりさんの多い今年の4歳児さん達。長い台詞もしっかり覚えてどの子も役になりきって丁寧に演じていたところが素晴らしかったです！
ダンスも上手で、楽しさが伝わってくるような踊りでした！
ストーリーは、マルチンが親切にした町の人たちがそれぞれ、神様だった。という内容でしたが、
劇としても、感動的で見ごたえのあるものでした。

5歳児　歌・合奏

最後にむらさきさんが、歌とダンス、合奏を見せてくれました。
みんなで歌った、『ヒーローサンタクロース』の歌は、途中のヒーローとプリンセスのポーズが、それぞれ個性的でとても可愛らしかったです。
そういえば、5歳のみんなはヒーローごっこやプリンセスごっこが大好きだったね！先生もみんなにぴったりのダンスを選んでくれたんだね。
アメージンググレイスの合奏も素敵でした。ハンドベルやメロディオン、それにドラム。
みんなよく合わせて演奏していました。沢山練習したそうです！

曲の途中で、子ども達の暗唱が入ります。

イギリスのジョン・ニュートンという牧師様がアメージンググレイスを作詞するに至ったいきさつです。
初めて知りましたが、いきさつを知ると更に感動的ですね。
最後はアメージンググレイスの曲に乗せて、子ども達が、世界の平和をお祈りしました。
私達も子ども達と一緒に、心よりお祈りします。

今日、私達がそうであったように、
世界中でより多くの人たちが、家族と一緒に幸せなクリスマスが迎えられますように。

クリスマス発表会は終了しました。
子ども達の健やかな成長に触れる事ができて、
本当に幸せなひと時でした。
素晴らしい発表会の為に、ご尽力くださった
先生方や、後援会、保護者の皆様。
本当にありがとうございました。