クリスマス発表会、皆さまお疲れ様でした!

今年も吉見光の子の発表会が、
八千代市市民会館で開催されました^^

今年は新型コロナウィルス感染対策のため、
出演園児の検温、消毒、
来場者は人数制限をして全員の検温、消毒が行われ、
マスクを着用して会場は換気しながらの
実施となりました。
(発表時園児はマスクを外しています)

そんな閉塞感のあるコロナ禍だからこそ、
いつも以上に心が温まる素敵な発表会だったなぁ、
と今振り返って思います。

前々日の園での通し練習に
入らせてもらったので、
その様子も併せてお届けします^^

また分量が多くなってしまいました…
お時間のある時にご覧ください。

プログラム

保護者が一言ずつコメントを書き、
先生方がプログラムに貼り付けてくださいました。
開始前からすでに心はほんわか^^

ハンドベル

幕開けは今年もむらさきさん(年長)が
演奏するハンドベルです。

「神の御子はこよいしも」のメロディが
会場に響き渡りました。

幕が開いたあと、
しばらく照明が点かないという、
プチハプニングがありました。
照明室から見ると、幕が開いたかどうか、
目視でわからなくて間があったそうです。

先生が舞台の前で
「大丈夫!大丈夫だよ、みんな!」と懸命に
アイコンタクトを送っていたそうです。笑

子どもたちはハプニングにも動じず、
最後まで演奏することができました。

「ソソ〜レ ソラ〜レレ♪」
まずはみんなで音階を覚えました。

それからメロディグループと和音グループにわけ、
メロディグループは音階で歌いながら自主練。
和音グループは先生の合図に合わせて
音を一緒に鳴らす練習。

練習期間はおよそ2週間でした。

先生、ご指導ありがとうございました!

1歳児ダンス「うれしいたのしいクリスマス」

続いては、かわいい天使さんたち♪
舞台が怖くて泣くか?と思いきや、
出てくれば堂々たる立ち姿でした!

お揃いで着ていたかわいいチュチュは、
先生たちの手作りです。
よく見ると、
キッチンの排水管用のネットを
ウエストのゴムにいっぱい結びつけてありました!

「はとさんは前日の予行は行っていないので、
 本番当日あの舞台に立つことが
 初めての子がほとんどでした。
 舞台袖では泣いていた子もいましたけど、
 いざ出番になると堂々と舞台に立てて
 すごいなぁって思いました!」
(担任先生談)

先生方、ありがとうございました!

2歳児 劇「てぶくろ」

絵本「てぶくろ」がクリスマスバージョンの劇に。
かわいい帽子に楽しい歌と踊りで、
最後までストーリーを紡ぐことができました。

かわいい帽子はほぼ先生の手作り。
保育の合間にミシンで作ってくださったそうです。
このアイテムがにじさんにとってはとっても大事。

「実は前日の予行がめちゃくちゃで・・・
それまではわりと遊びの延長で、
みんな楽しそうにやってたんです。
セリフも日常の遊びの中から取り入れていたので、
ハプニングもかわいいレベルだったんですが、
本番前日はみんなバスに乗れて、お弁当で、
心がウキウキ♪
劇どころではなくなってしまって。
どうしようか・・・
このままではやる意味がないんじゃないか
と思って副園長に相談しました。
そしてみんなが大切にしている帽子を
事務室に集めることにしました。
『今日みたいな劇なら、先生は
お父さんとお母さんに見せなくていいと思う。
劇やりたい?やりたいと思う子は
自分で事務室に帽子取りに行っておいで』
と伝えました。
その後事務室に行くことは促さず見守りました。
お昼寝あけ、最初に取りに行ったのは
ねずみさん役の子。最後はライオンさん。
事務室では子どもが、自分が何の役で、
どんなセリフを喋るのか、確認してもらいました。
中には事務室でもなかなか
『帽子ちょうだい』と言えない子もいて
一回教室に帰ってきた子もいましたが、
もう一度意を決して事務室に行き、
帽子をもらって来ることができました。
そして迎えた本番、
今までで一番のてぶくろの劇でした!
普段セリフが言えない子も言えて、
びっくりしたくらいです!」

担任の先生が目頭熱く、
教えてくださいました。
先生、ありがとうございました!

5歳児 劇「ページェント」

むらさきさんはページェント(生誕劇)をします。
なかなか日本に住んでいると馴染みがありませんが、
クリスマスはイエス・キリストが生まれたことを
お祝いする日だということを、
毎年ページェントを見ると感じます。

ナレーター、マリア、ヨセフ、
大天使ガブリエル・・・・
それぞれ自分で選んだ役を精一杯演じきりました。

実は前々日の練習まで
セリフを覚えていない子たちがいて、
先生からゲキが飛んでいました。

写真も心なしか、みんな緊張しているような笑

本番どうなるだろう・・・
とドキドキして見ていたのですが、
さすが、今年のむらさきさんは本番に強い!
むらさきさんたち、大役、お疲れ様でした^^

「約2週間前、役決めの時に
『ページェントやらなくてもいいや♪』
という子どもたちがいて、
子どもたちの気分が乗るまで待つのか、
根気勝負で始まりました。
週明けに無事役が決まったあとも
それぞれ課題があり、
リハーサルでも博士たちが練り歩く通路を間違えて
スポットライトが当たらない・・・
というハプニングもありましたが。
本番では今のむらさきさんの持っている力を
しっかり出せたと思います!
子どもたちはこちらが本気だと、
ちゃんとわかって本気で返してくれるんですよね。
手を抜いたらわかっちゃう。
子どもたちとの真剣勝負ができる、
貴重な時間でした」

先生、色々とご苦労をおかけしました泣
真剣勝負のご指導、本当にありがとうございました。

3歳児 劇「おうさまのたからもの」

絵本「おうさまのたからもの」を題材に、
人形劇に挑戦しました。
見終わったあと、
近くの席にいた誰かのおばあちゃんが、
「3歳児でこのセリフ量を喋れるのね〜」
と感心されていました。

途中セリフが詰まっても逃げ出さずに
なんとか自分で絞り出す姿。
忘れられません。

練習中、舞台裏でも一生懸命歌って
劇の内容を伝えようとしている姿も可愛い
ぴんくちゃん(年少)たちでした。

「役決めで一悶着ありまして…みんな星がやりたい笑
 ダンスと歌をしてみて決めたんですが
『星じゃないならやらない!』と言い始めました。
 そうだよな、星やりたいよなと思いながらも
『森の中でくまさんとかコマドリさんとかに
 会ったから王様はやさしい王様になれるんだよね』
 という話をして他の役を決めていきました。
 役が決まったあと、
 自分たちで粘土を使って人形を作りました。
 練習を始めて1週間経った頃は
『また今日も練習?外で遊びたい〜』
 という中だるみ時期で、
 みんなで絵本を読んだりして仕切り直しました。
 音楽は子どもが歌えて伝わりやすいものを
 色々探しました。
 最後の「両手いっぱいの愛」は賛美歌です。
 子どもたちが両手を使って歌う姿が
 とってもかわいいですよね!」

まとまってみんなで一つのことをやることが、
まだまだ難しい年齢。

バッチリまとまった本番の裏には
きっといろいろなことがあったんですよね。
先生、ご指導ありがとうございました!!

4歳児 劇「たいせつなきみ」

絵本「大切なきみ」が題材の劇でした。

今年のきいろさんの代(年中)は人数が多く、
個性派揃いです。
ストーリーの脚色をはじめ、
歌とダンスを取り入れたミュージカル調で
劇が進行するのも、
今年のきいろさんにピッタリでした!

「構成を考えたときに
今のきいろさんたちでこの劇をやるとしたら、
ミュージカル調で明るく進行する感じが
頭に浮かびました。
ナレーターなしで、一人一人が、
それぞれお話しを進めていく形の方が
この子たちには合っているんじゃないかと。
役決めは挙手制でした。
ストーリーの構成上、ダメシール役がいないと
話の大切な部分が伝わらないなと思い、
悩みましたが、子どもたちには
〈一人一人が大切な子なんだよ〉
という話を何度もして、
『そのことを観ている人にも伝えるために
みんなで劇をするんだよ』と伝えました。
中に男の子二人が
『エリ(人間)をやりたい!』と言っていて笑。
『うーん、それはさすがに男の先生に頼もうかな!』
と断ってしまいましたが笑。
無事配役が決まってからも
何回も台本を書き直しました。
自由な気風のきいろさんたちは、練習中、
自分の出番が終わったら「はい、おしまい!」
という感じだったので、
一緒に何度も絵本を読んだり、
『きいろさんみんなで
〈一人一人が大切な子なんだよ〉って伝えるんだよ。
自分が終わって、はい!おしまい!じゃ、
観ている人にお話しが届かないよ。
お友達が一生懸命やっている時も
ちゃんと見届けようね』
と話したりして、きいろさんたちの中にストーリーを
落とし込んでいった感じでした。」

にこにこ笑顔が可愛い主役の男の子^^

「どうしたら苛められて悲しい
主人公の雰囲気が出るか・・・
一人じゃなくて大勢で
『あいつは出来の悪いウィミックスだ!』と言えば
それらしく見えるのかと思ってやってみたら、
今度はほんとに泣いちゃって、
声も聞こえなくなってしまって。汗
もうこの子はこのままの雰囲気でいいんだわ!
となりました。笑」

と試行錯誤の役作りについて、
後日副園長先生が話してくださいました。

きいろさん担任の先生、ご指導ありがとうございました!

5歳児 歌・合奏「Heal the World」

最後の合奏と合唱はむらさき担任の先生セレクトで、
マイケル・ジャクソンの「Heal the World」でした。

まず合奏。
「ハンドベルと置くベルの子たちは音階を覚えて
 もう一人の先生が練習についてくれました。
 ピアニカのペアは旋律だったので
 難しかったんですけど、
 一人の子がもう一人の子をサポートする形で
 自主練できました。
 ヴィブラフォンも一人の子が
 しっかり鳴らせたのでもう一人の子を
 サポートしてもらって自主練しました。
 そのほかは私がついてそれぞれパート練習をして、
 全体で併せました。」

そして合唱。
「この歌ならば手話を取り入れてもいいのではないか
 という副園長先生のアイディアで、
 サビは手話つきとなりました。
 保護者の方の紹介で手話ダンスの先生に
 ご指導いただきました。
 あと、2番の歌詞は子どもたちが歌いやすく
 伝わりやすいようにアレンジしました」

前々日の練習では
「ここのじゃんじゃんじゃんの
 盛り上がっていくところあるでしょ?
 ここからもっと一人一人伝わるように
 歌ってごらん」
という先生の言葉を受け、やり直して練習。

↑先生に教えられる前。

↑後。…みんなの表情が違う。

↑あと鈴チームの出だしが揃わず居残り練習。笑

『Heal The World』

きっと君の心にあるよ それは愛する気持ちさ
ほんの少し勇気があれば 泣いたりしなくていいんだ
今 輝く未来を創るんだ 小さなこの場所から

☆Heal The World
世界を素晴らしい場所に変えていこう
そうさ 穏やかな世界を創るんだ
君と僕のため

愛し 愛され 君が笑えば
僕も幸せになれる
怖がらないで 愛に包まれ
僕らの命が輝く
ほら 愛すれば世界は変わるんだ
愛の中 育つ命

☆くり返し

いつも心に描いていたよ
夢は必ず叶うはずさ
命あるかぎり 輝かせよう
美しいこの世界のために

Heal The World
世界を素晴らしい場所を変えていこう
そうさ 平和な世界を創るんだ
世界中のため

母へサプライズプレゼント

むらさきさんたちが母たちに
サプライズプレゼントをくれました。
私も息子からプレゼントをもらえる日が来るとは!
驚きました。

感動のプレゼントに涙が止まらない母も…。

子どもが図案を選び、発表会の練習の合間に、
母たちのために縫ってくれました。

今年はコロナで1学期が潰れてしまったため、
母の日制作などができなかったということで、
園が取り計らってくださったそうです。

保護者からプレゼント

こうしてクリスマス発表会の幕が
今年も無事締まりました。

ロビーで子どもを迎え、
後援会主導で保護者が用意したエコバックを
子どもたちにプレゼントしました。

子どもたち本当に頑張ったね〜!!
お疲れ様でした^^

園内はクリスマスムード♪

現在、園内はこんな感じで、
クリスマスの装飾がいっぱいです♪

玄関には大きなツリー。
子どもたちのクリスマス制作中の写真。
保護者作成のアドベントキャンディ。

もうすぐ、クリスマスですね〜!
皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしください^^

※※※

以下は個人的に感謝を伝えたく、
この場をお借りします笑

まず後援会役員のメンバーの皆さま。
毎年子どもに渡すプレゼント、
今年は「保護者の過度な負担にならず、
それでいて手作りで、実用的なものを!」
といろいろ考えてくださいました。
これ、親一人ではなかなかできません。
(私のような不器用でめんどくさがりの母は特に…)

全園児分と先生プレゼント分の染めの作業、
プラ板制作作業、当日配布された後援会通信作成、
またコロナ対策の手紙、会場の消毒作業など、
見えない作業や苦労も多々あったと思います。
本当にありがとうございました!
さすが吉見光の子後援会です!!

そして何よりご指導いただきました先生方。
日常の保育に加えて、
脚本、音楽、衣装、大道具、小道具、照明などの
準備作業は、大変な時間と労力が
かかっているんだろうなと想像すると、
もう頭が上がりません。
そしてそれぞれの年齢に応じて、課題を見つけ、
子どもたちに真摯に向き合って育ててくださり、
本当にありがとうございました。

園としてもコロナ対策でいつも以上に
気を遣うところが多かったと思いますが、
バックアップしてくださる先生方の姿が
とても心強く感じました。

皆さま、
本当にありがとうございました!!

たくさんの大人たちに
これだけ手間と時間をかけてもらって、
光の子の子どもたちは本当に幸せ者だなと、
つくづく感じたクリスマス発表会でした。