3月12日(土)。卒園児19名。
ナーサリー(保育園部)在籍の子は3月末まで保育がありましたが、
キンダー(幼稚園部)在籍の子はこの日は最後の登園となりました。
泣きすぎて頭痛がするとうわさの卒園式(笑)
私もむらさき(年長)保護者として参列させていただきました。
今年の卒園式はコロナ対策のため、
在園生の出席はありません。
出席は卒園生とその家族2名までとして開催されました。
卒園生入場。
胸にはむらさきさん卒園お祝い会で
きいろさんにもらった、自分の好きな国の
国旗と国花がついています。
みんな晴れ晴れした表情♪
卒園証書授与。
先生たちに礼。来賓の方に礼。正面に礼。
みんなしっかりしてる!
園長先生は一人ひとり証書の文章を
省略することなく読んで渡してくださいました。
園長先生のお話し。
亡くなった中村哲先生のお話しを
してくださいました。
中村哲先生は
「あなたがたは地の塩である」という
聖書の言葉を信じて活動をされていたそうです。
その活動を通して
「本当の平和は、武器によって、
戦争によってもたらされるのではない。
みんなが飲み食べられるものを
みんなで作ることだよ。」
というメッセージを残してくださったそうです。
そして卒園児のみんなにも
「あなたがたは地の塩です。世の光になりなさい」
と伝えてくださいました。
後援会会長のお話し。
園長先生のような立派な話はできないけれど…
という前置きがありつつ笑
「自分を好きになってほしい。
自分を好きになって自分の決めた道を進んでいってほしい。
パパもママも先生たちも応援してるよ。」
というメッセージでした。
在園時ビデオレター。
コロナウィルス対策のため、
卒園式に出席できなかった
きいろさん、ぴんくちゃんのメッセージを
先生方がビデオレターにしてくださいました。
「むらさきさん、おせわになってありがとう」
「いつもいっしょにごはんをたべてたのしかったよ」
「たくさんあそんでくれてありがとう」
「むらさきさん、たいこかっこよかったよ」
「むらさきさん、だいすきだよ!」
「むらさきさん、しょうがっこうにいってもがんばってね!」
などなど。
そして「きみイロ」の合唱をプレゼント。
卒園演奏ハンドベルと合唱「いのちのうた」
ハンドベルの練習は2週間前から始まったそうです。
みんなで奏でる最後の演奏はしっとりと聞かせてくれました。
合唱はむらさきさん卒園お祝い会でも歌ってくれた歌。
卒園式が終わって2週間経った今もみんなの歌声が心に残っています。
「本当にだいじなものは
隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に
かけがえない喜びがある」
間奏では、
感謝の想いを伝えたい人に
ひとり一言ずつ
自分で考えて伝えました。
「パパ!いつも自転車で図書館まで行ってくれてありがと!」
「パパ!いつも保育園送ってくれてありがとう!」
「ママ!ここまで大きく育ててくれてありがとう!」
「ママ!いつも幼稚園お迎え来てくれてありがとう!」
「きいろさん!むらさきさんになってもがんばってね!」
「ぴんくちゃん!いつも遊んでくれてありがとう!」
「先生!いつもおしごと教えてくれてありがとう!」
「先生!いつもドッヂボールしてくれてありがとう!またやろうね!」
「小学校になっても幼稚園あそびにくるよ!」
などなど・・・
そして最後にみんなで
「(せーの!)
ずっと忘れないよ!ありがとう!」
母から子どもへメッセージ。
このコーナー、母たちはサプライズでした。
「自分の番どーしよ!?」と冷や冷やしつつも、
他の保護者の方のメッセージを聞いて、
みんな悩みながらも懸命に子育てをやってきたんだなぁと
勝手に同志のような感情を覚えました。
新たな旅立ちの日に、
子どもと向き合う時間をくださった園に感謝です。
続いて、写真はありませんが…
送る歌「忘れないで」
先生方が歌ってくださいました。
「嵐が襲ってきても、笑顔を忘れないで」という内容の
素敵な賛美歌なのでよかったら歌詞検索してみてください。
先生方の保育の姿勢や子どもたちへの愛情が、
今の子どもたちを作ってくださっています。
自信をもって送り出していただくことに本当に感謝しています。
今までありがとうございました。
お礼の歌「ゆめはともだち」
明るくて希望と夢に満ちた曲でした。
先生方はいい歌を知ってるなぁ。と毎回思います。
「青いあの空を 見上げてごらん
なぜか 僕たちの夢が広がる〜」
卒園生退場「ぼよよん行進曲」
振り付きで元気よく歌って退場です!
先生も保護者も
子どもたちの作った旗を振って
盛大にお見送りです。
みんないい表情してました♪
最後は、なんと!
2日前にやることが決まったという太鼓演奏!
「宇宙戦艦ヤマト」の曲にのせて演奏しました。
ほぼぶっつけ本番だったそうですが、
みんなしっかり叩けててかっこよかった!!
卒園式でまさか太鼓を叩かせていただけるとは…
太田先生が太鼓を貸し出してくださったそうです。
太田先生、ありがとうございました!
こうして吉見光の子卒園式は終わりました。
この後卒園児保護者による謝恩会の時間を設けさせていただきました。
記念品の贈呈とともに
今まで子どもたちが大変お世話になったことへの
感謝の気持ちを伝えさせていただく会…
のはずが!!
先生方からまだまだあるある!
子どもたちへのサプライズプレゼント!!笑
一つはキーホルダー。
吉見光の子の卒園生という目印。
歴代の卒園生ももらっているみたいでランドセルにつけられます。
もう一つは「ゆめのくに」。
卒園式の最後に振った、みんなが作った国旗。
19名分が1冊の冊子にまとめられています。
みんなの夢が詰まっている冊子です。宝物ですね!!
謝恩会の中で、
むらさきの担任をしていただいた先生のお話しにもありましたが、
今年はコロナでできないことが多かったけれど、
できないと嘆くのではなく、こんな時でも、
こんな時だからできることを考え実行していく吉見光の子の先生方の力に脱帽です。
そのおかげで子どもたちはコロナ禍でも、
たくさん笑い、喧嘩し、一生懸命ものごとに取り組むことができ、
こんなに自信に満ちて卒園していくことができるのだと思いました。
こうして卒園した我が家の息子はというと…
「俺は小学生になるんだから」とことあるごとに妹に自慢しています。
不安もあるんだろうけれど、
〈もう園には通わない〉〈小学生になる〉ということを
しっかり自覚しているようです。
たくさんの人に全力で、
自信を持って送り出してもらえた素敵な卒園式でした。
先生方、手作りの心のこもった温かい式を
本当にありがとうございました。
ここからは1年間ブログを担当した
個人的な感想となります…
この1年間、コロナの影響で
行事が中止になったり延期になったりする中で、
「保護者の方々に少しでも
子どもたちの日々の様子を伝えるために、
保護者目線でブログを書いてほしい」
と園から依頼をいただいたのが去年の3月でした。
実際ブログを担当させていただき、
卒対(卒園に向けての準備)と重なって
大変なこともあったけれど、
光の子たちにたくさんパワーをもらい、
先生方の子どもたちへの愛情、
保育・教育への情熱を間近で感じることができました。
貴重な経験をさせていただき本当に感謝しています。
拙い文章で読みにくいところも多々あったかと思いますが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保護者の方から心温まる感想をいただくこともあり、
いつも励みにさせていただいていました。
1年間、ありがとうございました。
そして、
光の子むらさきさんたち、
卒園おめでとう!!
みんなの活躍を陰ながらずーっと応援しています^^
2020年度ブログ担当保護者より。