味噌づくり

2017.05.17 wed.

今日は、大豆と麹を使って手作り味噌を作ります!!!
毎年、指導してくださるのは、グレースファームの高師さんとそのお母さん。
光の子に通っている2人のお子さんの、お母さんとおばあちゃんでもあります。
 
子ども達は前日に、味噌づくりの手順と作業の意味がよくわかる、紙芝居で予習済みです。
この紙芝居も高師さんが子ども達の為に作ってくださいました。
 
特にむらさきさん(年長さん)は、今年で三回目の味噌づくりですので、
味噌づくりについては、とてもよく分かっていました。先生の質問にもスラスラ答えます。
 
『手でぎゅっ、ぎゅっと押して、空気を出すんだよー』
『どうして、空気を出すのかな?』
『ばい菌ができちゃうから~~!!!』
 
なるほどぉ~・・・!
こちらが勉強になってしまうほど、
子ども達の方がよくわかっていて、驚きました!!
 
いよいよ、作業開始。
子ども達の小さな腕では抱えきれないほどの大きなボールをみんなで囲みます。
まずは、麹をバラバラにして、塩と混ぜ合わせます。
麹の匂いを、“良い匂い”と感じたり、“変な匂い”と感じたり、子ども達によって、それぞれ感想も違います。
子ども達は五感の全部を使って味噌づくりを体感していきます。
 
次は、ゆでた大豆をみんなで潰します。
『おいしくなぁ~れ!』『おいしくなぁ~れ!』
子ども達の自然な掛け声で、豆が潰されていきます。
次に、先ほどの麹、塩、大豆のゆで汁、醤油を加え、
混ぜ合わせた後、ぎゅっ、ぎゅっと上から押して空気を抜きます。
 
さぁ、さぁ。次の作業が楽しいんだよねー♪
みんなで、つぶれ大豆を手に取って、
ぎゅっ!ぎゅっ!クルクル~、お団子のように丸めて、
空気が抜けるように、
桶に、バーン!と勢いよく投げ込みます。
 
『こんなに大きなお団子になっちゃった!!』
『先生見て―、きれいな丸でしょー!!』
楽しそうな子ども達。(笑)
先生みたいに、桶の中に勢いよく投げるのは、子供たちには難しいみたい。
投げる前のポーズは『えーい!!』と勇ましいのですが、
桶に入れる時は力が抜けてしまって、やさしく ポトリ。(笑)
 
上手に入れられる子も、時には勢いあまって桶に入らず、慌てて先生がキャッチすることも。(笑)
 
作業の終わった子は、手を洗い流す前に、
手に付いたゆで大豆をペロペロッと味見・・・・(笑)
『ん!? おいしい~!!』
 
一通り作業が終わって見渡すと、テーブルの上も床も、だいぶ散らかってしまいました。
ついつい、主婦の感覚で、『きゃ~大変だ~~!!』と思ってしまいますが、
先生方は落ち着いたものです。
 
子ども達が作業に熱中している時は、
細かいことは、つべこべ言わず、とにかく
思いっきりやらせてくれるのが、吉見光の子流なのです。
 
『うちじゃあ、なかなかできないことだなぁ・・・』
と感心してしまいます。
 
さぁ、最後はみんなでお掃除です。
園には、子ども達の手のサイズに合わせた
小さな雑巾が用意してあります。
 
子ども達も一緒に、みんなでお掃除です。
みんなでやると、お掃除も楽しい遊びのようです。
『かえって散らかしているじゃないのぉ~!!』
なんて言う先生の悲鳴も聞こえてきますが・・・
そんな様子もほほえましくて。(笑)
 
今年のお味噌の仕込みは、賑やかに楽しく完了しました!
子供がお味噌の仕込みをすると、美味しいお味噌ができるのだそうですよ?
今年のお味噌はどんなお味になるのかな?
 
このお味噌は、いつ食べるのかというと
先日、みんなで田植えをした稲から、新米が取れたら、
そのお米を、釜で炊いて、みんなでおにぎりを作ります。
そして、そして・・・
今日仕込んだお味噌を付けて食べるのです!!
 
なんて贅沢なんでしょう!!
あ~!!待ちきれないぐらい、楽しみですね~~!!

     大きなボール!!
   「これが、麹ですよー」

  計量して用意してあるお塩に顔が!
  こんな先生の遊び心も楽しいね♪

   麹をバラバラにします
     大豆を潰します
    ピンクちゃん達(年少さん達)もがんばるぞ!!
    「せんせ~ 私の作ったお団子 見て~~」
   「投げるぞぉー!!」のポーズ!
   「僕は、こぼさないように優しくポトリ」
   手に付いた大豆をペロペロッ♪
    みんなでお掃除もがんばっちゃうぞ~