第六回　卒園式

2018.03.17 sat.

第五回 卒園式

柔らかで明るい陽射しの朝を迎えました。
今日は可愛い子ども達を送り出す、
大切な日です。

吉見光の子モンテッソーリ子どもの家では、今年で５回目の卒園式になります。

今年、卒園するのは２０名。
開園当時から、保育園に居た子供もいます。

どの子にも思い出が一杯です！！

今日は、心からの祝福をもって、子ども達を送り出してあげたいです。

会場に卒園児が入場します。

卒園式用の服を着て、子ども達はとても晴れやかな様子だけれど、
思い出すのは、泥んこの満面の笑顔や、
大きな涙をぽろぽろ流して、くちゃくちゃに泣いていた顔など・・・
みんな、全身で喜びや悲しみを表現し、お友達や先生とぶつかったり、抱き合ったりしながら、成長してきました。

全員でお祈りをし、歌『わすれないで』の後、卒業証書授与です。

今年度5歳児を担当してくださった、先生が卒園児の名前を嚙みしめるように、思いを込めて呼びます。
子ども達は緊張した面持ちで、練習した通りに舞台に上がり証書を拝受します。どの子もとても立派でした。

次の、園長先生のお話では、子ども達の為に、寒い冬でもしっかり根を張って、芽吹きの春に備えている畑の植物のお話をしてくださいました。

『きみとぼくのラララ』は送る歌として、在園児たちが歌います。
歌の後、在園児が舞台に上がって、卒園児１人１人に花束を贈りました。

クラスが縦割りなので、異学年の交流も多く、在園児にとっては一緒に沢山遊んで、お世話もしてくれた、大好きなお兄ちゃん、お姉ちゃん達が卒園するのです。
花束を渡しにきた子を、『ありがとう』と言って、ぎゅっと抱きしめる卒園児もいて、その絆の深さを感じました。

卒園児達のお礼の歌 『夢は友だち』は、
元気一杯！！
お別れの感傷にひたっている、送る側の気持ちを吹き飛ばすほどに
キラキラと希望に満ちた力強い歌声でした！！

そうだ、この子達は巣立って行くんだ！
大きく成長して、元気な顔を見せに園に来てくれるだろう。

卒園児退場の際は、光の子の職員総出で
出口に並んでアーチを作り、子ども達を送り出します。
「おめでとう！」「おめでとう！！」
沢山の先生達のお祝い声や、頭なでなで。
肩ポンポン。など に揉まれて、
笑顔一杯でアーチをくぐる可愛い卒園児達。

卒園児が退場した後、休憩を挟んで、
再び卒園児が入場。
卒園児による卒園発表がありました。

『ありがとうの花』歌・ハンドベルの後には卒園児から、お父さん・お母さん、園やお友達へ感謝の言葉がありました。

卒園児合唱『つばめ』では、卒園児に秘密のサプライズ演出がありました。曲の最後に先生方全員がツバメのペープサートを持って会場中でいっせいに振り、卒園児を驚かせました。
『いつの間に、準備したんだ～？！』と声をあげてくれた子もいました。
そういうことに気が付いてくれる、優しい子ども達です。

みんなが卒園してしまうのは、やっぱり寂しいけれど
きっとまた会えるね。
いつでも、園に顔を見せに来てね。

吉見光の子では卒園して、小学生になった子ども達が訪問してくると
先生方はみな、『おかえり～』と言って温かく迎えてくれます。

吉見モンテッソーリ子どもの家では、卒園しても、みんなの心の家でありたいと思っています。
ずっと、ずっと、子ども達を応援し続けています。

卒園おめでとう！！
私達は変わらず 君たちのことが、大好きだよ！！
光の子らしく、のびのびと！堂々と胸を張って人生を楽しんでおいで！！