2015.10.03.sat
プレイフェスティバル 2015
晴天にも恵まれ、第3回プレイフェスティバルが開催されました。今年のテーマは「小人」です。秋空の下小人たちが、走って、跳んで、踊って、元気に遊び回っています。そんな事をしている内に、「青小人チーム」と「赤小人チーム」に分かれて、競争をはじめました!
―プログラム―
1.オープニング
2.むしのおんがくたい
3.こびとのおさんぽ
4.うみのなか
5.こびとのだいぼうけん
6.ぶどうつぶつぶ
7.たたいてつつんでみよう
8.とんぼとり
9.もういいかい、もういいよ!!
10.ちょうじゅでひょうめんちょうりょく×3
11.ミッション!しらゆきひめをたすけろ!!
12.Let's Family エッグハント!
13.リレー
14.おひるごはん
15.おわりのかい
1.オープニング
年長さん14人が和太鼓を披露してくれました。中央に太鼓が1台あり、左右3台ずつの太鼓が並んでいて、年長さんたちは、太鼓を1つずつ移動しながら叩いていきます。「つくドン!つくドン!つくドン!ドン!…」リズムに合わせて、鋭い眼差しで太鼓に向かい、空まで響く音を聞かせてくれました。腕を空高くあげ、腰を落とし体重移動をしながら、叩くその姿はとてとかっこよかったです。その後、青チームと赤チームの応援合戦があり、みごとなオープニングとなりました。
2.むしのおんがくたい(0、1、2歳児 ゆうぎ)
むしさんに変身したお友達が登場しました。よちよち歩きながら集まる姿はかわいいの一言です。竹の木琴を歌に合わせて叩きます。両手に持った棒を上手に使って、むしさんたちが楽しい演奏会を開いてくれました。お兄さん、お姉さんたちは、小さなお友達を優しく見守っています。そんな姿が見えるのもとても嬉しく思います。
3.こびとのおさんぽ(リトルピンク、プレスクール 競技)
スタートしたら、ロープにトイレットペーパーの芯を通して進み、マル、サンカク、シカクのどれか一つを選び、パズルをはめてゴールになります。みんないとも簡単に、ロープに芯を通して進んでいくので驚きました。堂々とした姿で頼もしく思いました。ここでは、卒園生の小学生がボランティアでお手伝いをしてくれました。ロープを持ってあげたり、パズルの用意をしてくれたり…。必要以上の手助けをしないのが見事でした。そのおかげで、ゴールしたみんなは、やり切ったいい顔になっていました。
4.うみのなか(3、4歳児 リトミック)
今年度から、リトミックの先生にきて頂いて月に何度か教えていただいています。プレイフェスティバル当日もリトミックの先生に来ていただき、ピアノの演奏をお願いしました。子ども達はそのピアノの音に合わせて、体を動かします。波の音や水の音…。それぞれが感じるままに、音を感じて、体で表現していきます。お友達とペアになる場面などもありました。みんなそれぞれのうみのなかを表現してくれました。
5.こびとのだいぼうけん(0、1、2歳児 競技)
こびとさんたちは、跳び箱で作った山を越えて、フラフープの滝をくぐり、板で作った坂道を上りゴールを目指します。目の前の冒険を楽しんで笑顔で進んで行く子や、試練に立ち向かうかのごとく、真剣な顔で進んでいく子など、様々な可愛らしい姿が見れました。みんな途中であきらめずに無事にゴールすることができました。
6.ぶどうつぶつぶ(未就園 競技)
ノアさんに遊びにきてくれているお友達や、園児の弟くんや妹ちゃんたちが参加してくれました。お母さんと一緒にスタートして、ぶどうに見立てたカステラのお菓子を目指します。そのぶどうは、パン食い競争のパンのように紐にぶら下がっています。ぶらぶら動くぶどうを頑張ってとっていました。お菓子とわかるとなおさらやる気も出ているような感じがしました!!
7.たたいてつつんでみよう(5歳児 リトミック)
年長さんのリトミックは、14人で輪になり大きなシフォンの布を持ち円を描きながら回ったり、布をあげたり、さげたりしています。音に合わせて、友達の動きを見て、次に自分が何をすればいいのかを見極めています。布が上に上がった時に、その布の下をくぐって移動します。みんなの気持ちが一つじゃないとうまくいかないのだろうなぁ。と思いながら見ていました。さすが年長さん!音楽に合わせ、みんなで息を合わせて優しいふわっとした空気を運んでくれました。
8.とんぼとり(3歳児 競技)
ビールケースが3段重なった崖をよじ登り、先ほどのぶとうと同じ様に、紐にぶらぶらとぶら下がっているとんぼをとって、ゴールします。小さな体で臆することもなく、果敢に崖に挑んでいます。ビールケースの手持ちの所に上手に足をかけて一段一段登り、登り切ったらそこからジャンプして飛び降ります。ぴょーんと飛び降りる姿に思わず拍手を送ってしまいました。みんな難なく降りてしまうんです!とんぼも自分の力でとってゴールしていました。
9.もういいかい、もういいよ!!(4、5歳児 競技)
この競技はおもしろいルールでした。まず5歳児がかくれんぼの要領でイスの間に隠れます。隠れたところでスタートです。スタートの合図も「もういいか~い(4歳児が言う)」「もういいよ(5歳児が言う)」でした。4歳児がペットボトルがピンのボーリングをして、自分が倒したピンに書いてある5歳児さんを探します。流れを説明すると、スタート→4歳児のボーリング→4歳児が3段の跳び箱を跳ぶ→5歳児を探す→見つかった5歳児は跳び箱を跳ぶ→光の子恒例の台上り→ゴールになります。なかなか5歳児を探せない4歳児がいたり、台上りに真正面から向かっていく5歳児の迫力ある姿が見れたり、みんなが一つの競技に集中している姿に観客の私たちも引き込まれていました。頑張る姿っていつみてもいいものですね。
10.ちょうじゅでひょうめんちょうりょく×3(来賓、祖父母 競技)
青チーム、赤チームそれぞれ15人程で円をつくり、水の入った容器を一周手渡しでまわして、どれだけの水が残っているか、どちらのチームが早くゴールするか、残量とスピードで競争します。大きい容器、小さい容器、それぞれ表面張力の力でギリギリの水の量を注ぎます。慎重に渡していく赤チーム。大胆に渡していく青チーム。スピード、量共に青チームの勝利でした。快く参加して下さった皆様!ありがとうございました!
11.ミッション!しらゆきひめをたすけろ!!(小学生 競技)
はじめにリレーをして途中、新聞紙で作ったリンゴを持って帰ります。リレーが終わったチームから、リンゴを玉入れの様にかごに入れていきます。時間がきたら玉入れが終了になり、より多くのリンゴの玉を入れたチームの勝ちになります。このレースのポイントはどれだけ沢山のリンゴを持って帰れるか、リレーを早く終わらせて玉入れに移行できるか、どれだけ多くのリンゴをかごに入れるかなど。沢山のポイントがありより面白いレースになっていました。このレースは小学生が事前に集まり、自分たちで考えたものです。意見を出し合い毎回楽しい競技を考えてくれています。いつも感心させられます。
12.Let's Family エッグハント!(親子 競技)
全員参加の卵探し競技です。まず卵をハントする人(親)に移動してもらい卵を隠す現場を見ないようにしてもらいます。次に子どもたちが園庭の好きな場所に卵を隠します。卵を持った子ども達が一斉に散らばるかと思いきや、友達の後を追って、同じ場所に隠す子が続出しました。最初にその場所を発見した親は、沢山の卵をハントしていました。制限時間内に青チーム、赤チームそれぞれのかごに多くの卵を入れた方の勝ちです。子ども達は自分が隠した卵を見つけてくれるかどうか、ワクワク、ドキドキした視線をパパやママに向けているのが印象的でした。
13.リレー(3、4、5歳児、大人)
バトンをつなぐリレー競争です。3歳児レース、4歳児レース、5歳児レース、保護者&先生レースが行われました。みんな全力で走っていました。次の友達にバトンを渡すこともできました。走る順番を待っている子も走り終わった子も、「がんばれー!」と声援を送っていました。大人も必死に走りました。転げながらも懸命に走りきりました。バトンを繋いで、相手チームより早くゴールしたいという思いが1つの目標となって、チームメイトと共に真剣に頑張っていました。
14.おひるごはん(家族みんなで食べましょう)
園庭にシートを敷いて外の空気を感じながら食べたり、ランチルームでゆったり食べたりしました。子どもの活躍をほめながら家族みんなで食べるお弁当の味は格別だったと思います。
15.おわりのかい(みんな)
小学生による結果発表。年長さんによる終わりの言葉。今年もパパ、ママたちから頑張った子どもと先生方に「おせんべいメダル」が授与されました。そして最後のお楽しみ!屋根の上にパパたち登場です!屋根の上からお菓子が降ってきましたー!ここ一番の力を発揮する子ども達。お菓子を手にして満面の笑顔を見せてくれました。
さて勝利の行方ですが、前半は青小人チームが優勢でした。最後のリレーで赤小人チームが巻き返してきました。結果発表までどちらのチームが勝つかわからない状況でした。今年は…赤小人チームが勝ちました!!わずか2点差の勝利でした。赤小人さんおめでとう!負けて悔し涙を流す青小人さんもいました。沢山練習して、本気で挑んだ証の涙だと思います。今年のプログラムも子ども達の話し合いの中から出た考えを元に先生方が形にしてくれています。子ども達みんなが誰の為のプレイフェスティバルなのかをわかっているので、気持ちの入り方が違うのだなと思いました。みんなで作ったプレイフェスティバルは大成功で終わりました。小人も大人も、みなさんお疲れ様でした。来年のプレイフェスティバルも頑張ってね!